Cクラスワゴン国内試乗 セダン以上に注目の1台
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:荒川 雅臣
昨年発表された輸入車の中で、もっとも話題となった1台であるメルセデス・ベンツCクラスは、今年に入ってからも好調なセールスを続けている。この3月までの時点での累計登録台数は1万1千台を突破したというから、通年でも輸入車の中でベスト3をうかがう位置に来ることは間違いないだろう。
人気の理由はいくつも考えられる。誰もがメルセデスに期待する威厳や押し出し感を取り戻したスタイリング、従来からのメルセデス党のみならず新たなユーザーへも強くアピールすることを狙った、エレガンスとアバンギャルドという2種類の顔の設定、そしてアジリティという言葉に表された、メルセデス・ベンツのイメージを覆す走りの歓び…。いずれにせよ言えるのは、ユーザーの求めるものに対して、これまでに無いほど真摯に耳を傾けて生み出されたのが新型Cクラスだということである。
そんなCクラスの勢いを後押しするのが、新たにラインナップに加わったステーションワゴンである。先々代の202シリーズでは約1万台だった累計セールスが、先代203シリーズでは約1万7千台まで増え、Cクラス全体の約2割を占めるに至っているステーションワゴン。興味深いのはそのユーザー層で、Cクラス・セダンの中心が40~50代なのに対して、こちらは30~40代がその中心なのだという。しかも日本車を含む他銘柄からの代替が6割にも達するというのだ。
つまり、このCクラス・ステーションワゴンを初めてのメルセデスに選ぶユーザーは相当多いということ。輸入車市場の伸びが頭打ちの昨今、メルセデス・ベンツがこのクルマに賭ける期待が大きくなるのは当然だ。もちろんユーザーにとっても、旧モデルからの代替需要が多いであろうセダン以上に注目の1台であるに違いない。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トップENEOSが痛恨のピットミス。Deloitte笹原&アレジが待望の初優勝でGRスープラ1-2/第3戦GT500決勝レポート
シビック タイプRで24時間レースに挑戦!【石井昌道】
巨大グループ期待の星! 新型プジョーE-3008へ試乗 ダッシュ力競争から1歩引いた214ps
フェチれるアウディ「RS 6 アバント パフォーマンス」の22インチホイール! リアル「運び屋」がチョイスする本物っぷりとは【クルマdeフェティシズム】
【正式結果】2024年スーパーGT第3戦鈴鹿 決勝
2024年版 「本格派」の高性能オフロード車 10選 道を選ばない欧州 "最強" SUV
BYDが東京工科自動車大学校で初の「EV特別講座」を開催。未来のメカニックたちに伝えたいことと狙いとは
夢のように走った「RR」 3台のワークス・シュコダ 130/フェイバリット/120 ラピッド(2) クラス優勝の常連
東欧の「ポルシェ」 刺激的だった廉価ブランドのRR シュコダ130/フェイバリット/120 ラピッド(1)
【取引先からの不満は事実】日産、下請法違反勧告後の取り組みを説明
あまり重いと走行不可能! 重い積み荷の巨大トラックは「何トン」まで公道を普通に走ってOK?
“カツカレー”のようなクルマの進化──新型BMW X6 xDrive 35d M Sport試乗記
ステップワゴン、ZR-Vなど4車種が価格改定 原材料価格と物流費が影響
【販売店も確信】次期「デリカD:5」やはり開発中。独自ボディとPHEV化で「デリカD:6」を名乗る?
“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?